今回は、投資やローンなどを調べる際に必ずと言っていいほど出てくる
複利
について徹底解説します!
複利はとんでもない力をもっています。
そのため、味方につけると強力な助っ人に、
自分が支払う側になるとかなり厄介なものなります。
複利とは
複利とは
「利息が元本に組み込まれて再投資され、その元本と利息の合計額に再び利息がつくこと」
です。
意味わからないですよね。
ここでローンを例として説明します。
条件:毎月3万返済 金利0.2% の場合
1か月目 30000+(30000×0.2)=36000円
2か月目 36000+(36000×0.2)=43200円
3か月目 43200+(43200×0.2)=51840円
:
3か月で合計131040円の支払い
という感じです。
これが複利の恐ろしさです。
何となく理解できましたでしょうか。
複利と単利の違い
これは
「利息をどの金額に対して課すか」
です。
ここでは、先ほどのローンの条件で単利の場合を例として説明します。
条件:毎月3万返済 金利0.2% の場合
1か月目 30000+(30000×0.2)=36000円
2か月目 30000+(30000×0.2)=36000円
3か月目 30000+(30000×0.2)=36000円
:
3か月で合計108000円の支払い
例を見るとわかりますが、福利と違って青色下線の金額が一定なのが分かると思います。
簡単に言うと、
単利は階段
複利はそり立つ壁(SASUKEのやつ)
のように支払総額が増えていきます。
複利を味方につけて億万長者に?!
ここまで、ローンの話ばかりしたので
複利こわ~い
そう思った方、少し待って下さい!
この複利を味方につけられると、とても心強くないですか?
それこそが投資です。
ここで質問です。
5年後に1億円の資産を築く
これは可能だと思いますか?
不可能だと思った方に再度質問です。
1か月で30000円を33000円にする。
これはどうでしょうか。
難しいかもしれませんが、できると思った方もいるのではないのでしょうか。
実は、
「5年後に1億円の資産を築くこと」
「1か月で30000円を33000円にすること」
このふたつは実質同じです。
厳密には、
1か月で資産を1.1倍にすることを継続できれば
という壁があるのですが、無理な話ではないことは分かっていただけたと思います。
では、1か月で1.1倍にすることを5年間、続けると本当に1億になるのかExcelで計算したものを下記に表します。

これは資産運用経過のグラフです。
分かりにくいですが、それぞれの軸の単位は
縦軸:万円
横軸:か月
です。
つまり、61か月(5年1か月)で10000万(1億)達成していることが分かると思います。
まだ信じられない方は
1か月目:3×1.1=3.3
2か月目:3.3×1.1=6.93
というように60か月分計算してみてください!
ここでもわかる長期投資の大切さ
上記で説明した通り、福利は
そり立つ壁
のように増加していきます。
これを指数関数的に伸びるといいます。
つまり、同じ安定した投資を続けるとき、時間をおけば置くほどお金の増え方は大きくなります。
ここでNISA運用は長期的に続けようということにつながるわけです。
まとめ
今回は複利について解説しました。
複利について本当に理解し、味方につけることですぐにお金は寄ってきます。
これからも経済・投資・副業を中心に悩みによりそえる記事を更新していきます!
ではまた!
コメント